なぜ2018年ドラマは伝説の豊作だったのか?視聴率と名作の現在地
なぜ2018年ドラマは伝説の豊作だったのか?視聴率と名作の現在地についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
配信シフトが始まった時期とはいえ、地上波のリアルタイム視聴率も極めて高い熱量を保っていました。当時の年間プライム帯における2018年ドラマ視聴率ランキングの上位を振り返ると、老若男女をテレビの前に釘付けにした圧倒的なパワーが浮き彫りになります。
民放連続ドラマの年間トップに輝いたのは、嵐の松本潤が主演を務めたTBS日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』でした。期間平均視聴率17.6%、最終回21.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という驚異的な数値を記録し、日曜劇場ブランドの強さを改めて見せつけました。
これに続いたのが、米倉涼子主演のテレビ朝日木曜ドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』(平均15.8%)や、二宮和也の鬼気迫る手術シーンが話題を呼んだ『ブラックペアン』(平均14.3%)です。さらに特筆すべきは、綾瀬はるか主演のTBS火曜ドラマ『義母と娘のブルース』の猛追でした。第1話の11.5%から口コミで人気が沸騰し、最終回では19.2%まで急上昇。単なる数字の高さにとどまらず、家族の絆を描く心温まるストーリーが日本中を涙で包み込みました。
NHK連続テレビ小説においても、永野芽郁主演の『半分、青い。』や安藤サクラ主演の『まんぷく』が平均20%を超える安定した支持を獲得。テレビ離れが囁かれ始めた時代にあって、確固たる脚本と魅力的な登場人物が揃えば、大衆の心を掴むことができると証明した年でもありました。