寝てる時にビクッとなる正体は?ジャーキングの原因と病気の見分け方
寝てる時にビクッとなる正体は?ジャーキングの原因と病気の見分け方とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
SNSやコミュニティサイトの生の声を見ても、「崖から滑落する夢を見て飛び起きた」「空を飛んでいて急降下した感覚で身体が跳ねた」といった、特有の感覚体験を伴う証言が極めて多く見受けられます。
「階段を踏み外した悪夢を見たから身体がビクッとなった」と因果関係を逆に捉えがちですが、神経科学的な順序は正反対です。先に筋肉の不随意収縮が起き、その急激な姿勢の変化や筋紡錘(筋肉のセンサー)からの知覚入力を後追いで解釈した脳が、急ごしらえで「落下する夢」を作り出していると説明されています。
睡眠導入時には筋肉が急速に弛緩していくため、脳幹の平衡感覚を司る前庭神経系が「身体が空間内で急激に落下している」と錯覚します。これに対して脳の防衛本能が「危ない、体勢を立て直せ!」と急ブレーキをかけるように手足の筋肉へ強い収縮命令を出すため、あの猛烈な落下感と跳ね上がりが同時に生じる構造です。現場の臨床現場でも「不自然な体勢でうたた寝をした時に限って激しく発生する」という患者の報告が目立ちますが、これは無理な体勢によって筋肉の緊張と弛緩のアンバランスが拡大するために他なりません。