キングダム麃公将軍の最期と史実の功績|龐煖戦の真相と受け継がれし盾
キングダム麃公将軍の最期と史実の功績|龐煖戦の真相と受け継がれし盾の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
作中において麃公は、「知略型」の対極に位置する「本能型武将の頂点」として描かれています。軍師が描く緻密な布陣や定石を一切無視し、戦場の微細な空気の揺らぎ、兵たちの息遣い、そしてどこで「火種」が生まれ「大火」へと育つかという匂いだけを頼りに突撃を仕掛ける戦法は、敵味方問わず畏怖の対象でした。
かつて秦の怪鳥・王騎将軍は、昭王の時代に六大将軍の席を用意されながらも前線に留まり続けた麃公に対し、「戦場で酒を呑むことこそが至福」と語るその純粋な武勇に深い敬意を払っていました。趙軍の知勇兼備の将・慶舎が張り巡らせた蜘蛛の巣のような包囲網を、感覚ひとつで破綻させた蛇甘平原の戦いや合従軍開戦初日の戦いぶりは、本能型がいかに理詰めの知将にとって悪夢であるかを証明しています。
公式ガイドブック等における能力パラメータでも、武力95・指揮力95という極めて高い水準を誇り、知力こそ70前後と低めに設定されているものの、それは「知略の物差しで測れない」ことを示しているに過ぎません。圧倒的な個の突破力と、数万の軍勢を一丸となって突進させる求心力は、六大将軍に匹敵、あるいはそれを凌駕する破壊力を持っていたと高く評価されています。