【国語の表現技法】テストで差がつく!直喩・対句の見分け方と効果一覧
【国語の表現技法】テストで差がつく!直喩・対句の見分け方と効果一覧の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
文章を生き生きと描写するために欠かせないのが比喩表現です。物事を別の何かに例える手法ですが、試験では主に3つのパターンが頻出します。
まず押さえたいのが直喩と隠喩の違いです。直喩(明喩)は、「〜のようだ」「まるで〜のごとし」「〜に似ている」といった比喩を表す助動詞や言葉を直接用いるのが特徴です。
【直喩の例】
・彼の心はまるで氷のように冷たい。
・雪が綿毛のごとく舞い散る。
一方の隠喩(暗喩)は、「〜のようだ」といった言葉を使わずに、直接「AはBだ」と言い切る形で例えます。
【隠喩の例】
・私の心は氷だ。
・人生は旅路そのものである。
読者に「例えである」と明確に示す直喩に対し、隠喩はより直接的で強い印象を残します。見分け方に迷ったら、文中に「ようだ」「ごとし」「みたいだ」があるかどうかを確認するのが最短の判別法です。
また、人間以外のものを人間に見立てるのが擬人法です。擬人法の例文として定番の形を確認しておきましょう。
【擬人法の例文】
・風が木々の間をささやきながら通り抜ける。
・古い時計が悲鳴を上げて針を止めた。
・太陽が雲の隙間から顔をのぞかせる。
人間しか行わない感情表現や動作(ささやく、悲鳴を上げる、顔をのぞかせる)を動植物や無機物に与えることで、情景を親しみやすく、感情豊かに伝える効果を発揮します。