アブとブヨの違いとは?刺された激痛・猛烈な痒みの対処法と防虫策
アブとブヨの違いとは?刺された激痛・猛烈な痒みの対処法と防虫策に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
もしアブやブヨの襲撃を受けてしまった場合、発症から数分間の初動対応がその後の予後を100%決定づけます。「帰宅してから薬を塗ればいい」という油断は、数週間に及ぶ激痛としこりを招く最大の要因です。
最も重要なレスキューツールがポイズンリムーバーです。刺された直後は、毒素がまだ皮下組織の浅い毛細血管周辺に留まっています。このタイミングで陰圧吸引を行うことにより、注入された唾液毒素と血液を物理的に体外へ排出させることが可能です。
正しいポイズンリムーバーの使い方は以下の手順を厳守してください:
- 患部を見つけたら、擦ったり掻いたりせず、傷口のサイズに合った吸引カップを装着する。
- レバーを押し下げ、または引き上げてカップ内を強力な陰圧状態にする。
- 1回につき約60秒〜90秒間吸引を維持し、組織液や血液とともに毒素を吸い出す。
- カップを外し、ティッシュ等で毒液を拭き取った後、これを2〜3回繰り返す。
- 水場があれば、傷口を綺麗な流水と石鹸で徹底的に洗い流す(ブヨの毒素は水溶性のタンパク質であるため、物理的な洗浄が極めて有効)。
毒素を排出した後は、即座に薬物療法へと移行します。アブやブヨによる猛烈な炎症を抑え込むには、抗ヒスタミン剤単体の塗り薬では全く歯が立ちません。ドラッグストアで購入可能な市販のステロイド軟膏を使用することが必須条件となります。
ステロイド外用薬には強さのランクが5段階(弱い順に:Weak、Medium、Strong、Very Strong、Strongest)存在しますが、薬局で購入可能な最高ランクは「Strong(ストロング/第3群)」です。具体的には「フルオシノロンアセトニド」や「ベタメタゾン吉草酸エステル」、「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)」が配合された製剤を選んでください。患部を掻き壊して細菌感染を起こすリスクを考慮し、抗生物質が配合された複合軟膏(化膿止めの入ったタイプ)を携行するのが極めて合理的です。刺された直後にこの強いステロイドを厚めに塗り、保冷剤等で冷やすことで、細胞の過剰なアレルギー暴走を初期段階で封じ込めることができます。