トカゲとヤモリの決定的な違いとは?一瞬で見抜く見分け方と生態
トカゲとヤモリの決定的な違いとは?一瞬で見抜く見分け方と生態に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
屋外や屋内で遭遇した際、わずか数秒でトカゲとヤモリを見分けるポイントは「目」と「足の裏」の2箇所に集約されます。
最も確実な識別点はトカゲのまぶたとヤモリの目の構造です。トカゲには人間と同じように動かせるまぶたが存在し、眠るときや異物を避ける際にまばたきをします。一方、ヤモリには可動式のまぶたがなく、目は透明なウロコ(コンタクトレンズのような角膜状の組織)で常に覆われています。乾燥や汚れを防ぐため、ヤモリは自身の長い舌で眼球をペロリとなめる独特の行動を取ります。
もうひとつの決定打は足の構造です。トカゲの足指先には鋭い爪があり、土の地面や岩場を素早く走る仕様になっています。対してヤモリは、指の裏に「指下板(しかばん)」と呼ばれる無数の微細な毛を備えています。分子間力(ファンデルワールス力)を利用してガラス窓やツルツルした壁面を自由に歩き回れるのがニホンヤモリの特徴です。ガラスや垂直な壁に張り付いていれば、その時点でヤモリと断定できます。