日本の国道最高地点「渋峠」徹底解剖!標高2172Mの絶景ルートと到達証明書

日本の国道最高地点「渋峠」徹底解剖!標高2172Mの絶景ルートと到達証明書の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

北アルプスや富士山など名峰が連なる日本において、一般車両が日常的に走行できる舗装道路として標高2,172mに達するルートが開かれた背景には、高度経済成長期の観光開発構想が深く関わっています。

自治体史および開通当時の公文書記録によると、1961年に閣議了解された「中部横断観光道路構想」の一環として、草津温泉(群馬県)と志賀高原・湯田中温泉郷(長野県)を直結する観光インフラの整備が本格化しました。当初は険しい山肌を切り開く難工事の末、1965年に一度の完成を見ましたが、当時は未舗装区間が多く土砂崩れや洗掘が相次ぎ、両県による維持管理が極めて困難な状態に陥りました。

そこで群馬県と長野県が協議を重ね、道路整備特別措置法に基づく有料道路「志賀草津道路」として再整備を決定。全面舗装と法面補強を施して1965年秋に有料開通し、その後料金徴収期間の満了に伴い1992年4月に無料開放され、現在の一般国道292号へと編入されました。かつては山岳修験者や湯治客が徒歩で越えた過酷な峠道が、現代では誰でも絶景を味わえるナショナルルートへと生まれ変わったのです。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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