「病み上がりのご飯」胃腸を労わり体力を急速回復させる最新栄養学
今注目を集めている 「病み上がりのご飯」胃腸を労わり体力を急速回復させる最新栄養学について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
では、具体的にどのようなステップで食事を戻していけばよいのだろうか。厚生労働省が発信する地域保健情報や、日本栄養士会が提唱する回復期栄養ガイドラインでは、「水分・電解質補給」→「流動食・極軟食」→「全軟食」→「常食」という明確なステップが推奨されている。
発熱によって失われた水分やミネラルをスポーツドリンクや経口補水液で補った後、まずはポタージュや重湯からスタートする。胃の動きが確かめられたら、卵粥や煮込みうどんなどの全軟食へと移行していくのが安全なルートだ。
こうした流れを受け、レシピ検索大手「クックパッド」でも変化が起きている。かつては「病み上がり 激ウマ レシピ」といったスタミナ系の検索が一定数存在したが、最近では「胃に優しい アミノ酸」「病み上がり 5分で作れる 煮込み」といった、時短かつ低負荷なレシピの検索ボリュームが急増している。生活者の意識も、無理なスタミナ補給から賢い回復食へと確実にシフトしている。