ムラサキカタバミの花と生態の罠|イモカタバミとの違いと根絶の真実
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野外で最も混同されやすいのが、同じ南米原産の近縁種であるイモカタバミ(芋片喰)です。また、園芸店で販売される観賞用オキザリスや、黄色い花を咲かせる在来種のカタバミとも外見上の類似点があります。
見分けるための決定的なポイントは、「花の中心部の色彩」と「雄しべの葯(花粉袋)の色」、そして「地下茎の構造」の3点です。
項目ムラサキカタバミイモカタバミ在来種カタバミ花の色と特徴淡い紅紫色(花の中心部が白〜淡緑色)濃い赤紫色(花の中心部が濃い赤紫色)鮮やかな黄色(小型の花)雄しべの葯(やく)白色〜乳白色鮮やかな黄色黄色地下器官の構造中心鱗茎の周囲に多数の微小な木子(子鱗茎)を形成ゴツゴツと連なる芋状の塊茎(塊状根)直根性(地中深く伸びる太い主根)繁殖・拡散手段木子の分散・土壌移動による栄養繁殖塊茎の分球・破片による増殖蒴果が弾けて種子を数メートル四方に飛散生態系への警戒度生態系被害防止外来種(極めて厄介)要注意(強健だがムラサキカタバミより防除容易)一般的な在来雑草(土壌保護の側面も)
園芸店で見かける「オキザリス・トリアングラリス(紫の舞)」や「オキザリス・バーシカラー」などの園芸品種は、同じカタバミ属の仲間ですが、品種改良によって性質が異なり、鉢植えで適切に管理されていれば庭全体を侵食するトラブルは起きにくくなっています。