中国語のどういたしましては不客気じゃない?ネイティブの使い分け真相
中国語のどういたしましては不客気じゃない?ネイティブの使い分け真相とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
職場のクライアントや取引先、上司からの感謝に対して「没事」や「不用謝」を使うのはフランクすぎて失礼にあたります。ビジネスマナーにおいて求められるのは、相手への敬意と、プロフェッショナルとしての責任感を兼ね備えた返答です。
中国語どういたしましてビジネス表現の決定版は、「這是我們應該做的(zhè shì wǒmen yīnggāi zuò de / これは私どもが当然果たすべき職務です)」というフレーズです。短縮して「應該的(yīnggāi de)」と伝えるだけでも、謙虚でありながら頼もしいビジネスパーソンとしての信頼感を勝ち取ることができます。さらにフォーマルな書面やメール、チャットの結びでは「不客気」の代わりに以下のような定型句が好まれます。
- 不用客氣 / 別客氣(bú yòng kèqi / bié kèqi):「どうぞお気遣いなく」。ビジネスメールで相手に資料や対応を送った後の結び言葉としても多用されます。
- 您太客氣了(nín tài kèqi le):「お気遣い痛み入ります」。相手が恐縮して丁寧すぎる感謝を述べてきた際に、敬称「您」を添えて返す最上級の大人の表現。
- 榮幸之至(róngxìng zhī zhì):「光栄の至りでございます」。極めてフォーマルな式典やVIP顧客への返答に用いる格調高いフレーズ。
また、謝意に対する返信マナーとして重要なのはテキストの速さとスタンプの使い分けです。WeChat等のチャットツールがビジネスインフラとなっている中国企業とのやり取りでは、長文の返答よりも「好的(了解しました)」「不客気🌹(絵文字付き)」や、丁寧にお辞儀をする公式スタンプを即座に返すことが信頼関係構築の基本作法となっています。