糸通しの正しい使い方と針金を壊さないプロ直伝の裏ワザ
糸通しの正しい使い方と針金を壊さないプロ直伝の裏ワザを徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
手縫い作業で特に難所となるのが、刺繍糸(25番糸の3〜6本取り)やボタンつけ糸、レース糸といった「太い糸」を通す場面です。太い糸の先端は繊維がほつれやすく、通常の針穴に力任せに押し込んでも繊維が引っかかって通りません。
現場の手芸作家やプロの仕立て職人が実践している、スレダーを使わない即効性の高い裏ワザは以下の3手法です。
- 折り紙・メモ帳の細片を挟む方法:薄い紙を小さく切り、二つ折りにした折り目の内側に糸を挟みます。紙の先端を斜めに尖らせて針穴に通し、反対側から紙ごと引き抜くと、糸が一緒に通ります。
- 手のひら摩擦法:左手の手のひらに糸をピンと置き、その上に針穴を密着させて前後に数ミリ往復させてこすりつけます。摩擦によって糸の繊維が針穴から自然と輪を作って浮き上がってきます。
- ヘアスプレーやリップクリームで先端を硬化させる:ほつれた糸先に少量の整髪料やリップをなじませて指で細くよじることで、針穴の抵抗に負けない硬い芯を作ることができます。
また、刺繍針の糸通し方法においては、糸を針の軸に強く巻きつけてギュッと挟み、針を抜いた直後の「極限まで平らに押しつぶされた輪」を針穴に差し込むテクニックも極めて有効です。