抜歯後の運動はいつから再開Ok?筋トレ・ランニングの危険と目安

抜歯後の運動はいつから再開Ok?筋トレ・ランニングの危険と目安とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

「抜歯後の運動はいつから再開できるのか」という疑問に対する回答は、運動の負荷強度と抜歯の外科的侵襲度によって大きく異なります。日常的な抜歯後のウォーキングや散歩といった心拍数を大きく上げない軽度の有酸素運動であれば、翌日以降、出血が止まっていることを確認した上で問題なく行えます。一方で、心拍数が跳ね上がる親知らず抜歯後のランニングや、腹圧をかけて血管内圧を急上昇させる抜歯後の筋トレ再開目安は、より慎重な設定が求められます。

運動種目・負荷強度再開時期の目安(通常抜歯)再開時期の目安(親知らず難抜歯)主なリスクと編集部の見解散歩・軽いウォーキング
(心拍数の上昇がほぼない活動)翌日〜(体調良好時)術後2日目〜リスク極小。気分転換や血流維持に適するが、直射日光による体温急上昇は避ける。軽いジョギング・ヨガ
(汗ばむ程度の有酸素運動)術後2〜3日目術後4〜5日目息が上がる強度はNG。創部に脈打つような拍動痛を感じた場合は即座に中断すること。ジムでのマシン・有酸素運動
(バイク・トレッドミル等)術後3日目〜術後5〜7日目(抜糸後推奨)抜歯後のジムや有酸素運動は感染リスクにも注意。共用器具利用後の手洗いうがいを徹底。高強度筋トレ・ウエイト
(ベンチプレス・スクワット等)術後3〜4日目術後7日目以降(抜糸完了後)食いしばりによる顎骨への物理負荷、および腹圧による頭部血圧の急上昇で再出血の危険大。水泳・格闘技・球技
(コンタクトや水圧を伴う競技)術後5日目〜術後7〜10日目プール水の細菌混入リスク、顔面接触による打撲リスクがあるため最も慎重な判断が必要。

特にウエイトトレーニングを行うトレーニーが警戒すべきは「歯の食いしばり」です。高重量を挙上する瞬間、ヒトは無意識に上下の歯を強く噛み締め、顎骨に数十キログラムから百キログラム以上の圧力を加えます。抜歯窩周囲の骨組織が修復過程にある段階で強い咬合圧がかかると、創部の離開や縫合糸の破断、骨膜への過剰な刺激を引き起こします。自覚症状がなくても、高重量トレーニングは術後1週間程度控えるのが安全策です。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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