ブルージェイズ鳥の正体とは?美しいアオカケスの凶暴な素顔と球団秘話
ブルージェイズ鳥の正体とは?美しいアオカケスの凶暴な素顔と球団秘話について見逃せない 注意点を分かりやすく解説いたします。
日本国内のSNSやバードウォッチング関連コミュニティでは、時折「近所の公園でブルージェイズ(アオカケス)を目撃した!」という投稿が散見されます。しかし、野鳥観察の専門家や鳥類学会の見解に照らし合わせると、野生のアオカケスが日本国内に生息している可能性はゼロです。
アオカケスの本来の生息地は、カナダ南部からアメリカ合衆国中央部および東部、メキシコ湾岸に至るロッキー山脈以東の北米大陸に限定されています。日本で見られる「青い鳥」を目撃した一般人がアオカケスと混同しているケースの大半は、以下の3種です。
- イソヒヨドリ(雄):背中が鮮やかな青、腹部が赤褐色のヒヨドリ大の鳥。近年、内陸部の都市部や住宅街に急速に進出しており、最も誤認されやすい。
- オオルリ / コルリ:夏鳥として飛来する青い小鳥。山間部の渓流付近に生息するが、体長は14〜16cmとアオカケスより遥かに小さい。
- カケス:日本固有の亜種を含むカケスは山林に広く分布するが、前述の通り体色は茶褐色ベースであり、翼の一部に青い縞模様が入る程度にとどまる。
さらに、日本国内の動物園でもアオカケスの飼育展示を行っている施設は現時点でほぼ存在しません。外来生物法による生態系破壊リスクへの警戒や輸入規制が厳格であるため、生きたアオカケスを観察するには北米現地(トロントのハイ・パークやニューヨークのセントラル・パークなど)を訪れる必要があります。
一方、グラウンド上の象徴であるMLBブルージェイズの鳥ロゴやマスコットはファンの生活に深く浸透しています。球団創設時から活躍した初代マスコット「BJバーディ(BJ Birdie)」は1999年に引退し、2000年からは筋肉質で現代的な青い鳥「エース(Ace)」が公式マスコットとして球場ロジャーズ・センターを盛り上げています。ロゴデザインも一時期の近未来的なグラフィックから、2012年以降は伝統的なアオカケスの横顔とカナダの国章であるメープルリーフ(カエデの葉)を融合させたクラシックデザインへと回帰し、球団史屈指の人気を博しています。