リーバイス501Xx復刻の見分け方|オリジナルとの違いと真相解明

リーバイス501Xx復刻の見分け方|オリジナルとの違いと真相解明の全貌を詳しく解説してご紹介します。

「この501XXは本物のヴィンテージなのか、それとも復刻なのか」。この疑問を抱いたとき、最初に確認すべき大原則が存在します。それは内タグ(ケアタグ・品質表示タグ)の存在有無です。

ヴィンテージ市場でいう本来の「501XXオリジナル」とは、1966年頃までに製造されたモデルを指します。当時、ジーンズの内側に布製や紙製の小さな品質表示タグが縫い付けられる仕様は存在していませんでした(リーバイスに内タグが正式導入されたのは1970年代初頭のスモールe期からです)。したがって、内側のサイドシームやウエストバンド付近に「Care Instruction Inside Garment」などの注意書きや、日本語・多言語の品質表示タグが縫い付けられている時点で、そのデニムは100%復刻モデルまたは1970年代以降の後年モデルと断定できます。

次に確認すべきは、デニム生地そのものが放つ質感とステッチワークです。オリジナルXX時代のデニムは、コーンミルズ社(旧ホワイトオーク工場)が手掛けた天然インディゴ特有の深い藍色と、酸化によって生じる独特の黒味、そして生地全体の激しい凹凸(毛羽立ちとざらつき)が特徴です。一方、1990年代の復刻品は防縮加工や均一な織り技術が進んだ段階の生地を採用しているケースが多く、オリジナルのような極端な左右の身頃のねじれ(スキュー)や、荒々しいパッカリング(縫い縮みによる波打つアタリ)の深さに明らかな差が生じます。

縫製糸に関しても、オリジナルは綿糸(コットンスレッド)で縫われており、経年変化によって糸自体が退色し、時には自然に擦り切れます。対して初期復刻モデルの多くはポリエステル混紡のスパン糸が使われており、デニム生地は色落ちしてもステッチの黄色やオレンジ色が鮮明なまま残るという特徴があります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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