原爆の子の像が語る真実|佐々木禎子さんの千羽鶴と平和への誓いを追う

原爆の子の像が語る真実|佐々木禎子さんの千羽鶴と平和への誓いを追うの最新情報をお届けします。最新トレンドがチェックできます。

佐々木禎子さんと折り鶴の物語は、今や国境を越えて語り継がれています。入院中、名古屋の高校生からお見舞いとして届いた千羽鶴をきっかけに、禎子さんは「鶴を千羽折れば病気が治る」という言い伝えを信じて鶴を折り始めました。

当時は紙が非常に貴重だった時代です。禎子さんは見舞い品の包装紙や薬のパラフィン紙、セロハンなどを手に入れては細かく正方形に切り、針を使って小さな手で黙々と折り続けました。激しい痛みやだるさに襲われながらも、病床で彼女が折り鶴に込めたのは、ただひたすらに「もう一度走りたい」「生きたい」という切実な願いでした。

禎子さんが生涯で折った折り鶴の数は、1,300羽以上(近年の遺族調査では2,000羽近く)に及ぶとされています。現在、その一部は広島平和記念資料館だけでなく、アメリカのトリニティ・サイトや真珠湾、国立公文書館などにも寄贈・展示されており、禎子さんの折った小さな鶴は「核兵器廃絶と命の尊さ」を訴える世界共通のシンボルとなりました。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest