愛猫の寿命を削る水分不足の罠!飲まない理由と獣医師直伝の最新給水術

愛猫の寿命を削る水分不足の罠!飲まない理由と獣医師直伝の最新給水術の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

Q1:猫に与える水は水道水とミネラルウォーターのどちらが良いですか?
A1:日本の水道水(軟水)をそのまま、あるいは浄水器を通した水を与えるのが最も安全です。市販のミネラルウォーターを与える場合は、必ず「硬度50mg/L以下の軟水」を選んでください。マグネシウムやカルシウムを多く含む「硬水」を与え続けると、体内でミネラルが結晶化し、尿路結石症(ストルバイトやシュウ酸カルシウム結石)を引き起こす重大な原因になります。

Q2:急に水をがぶ飲みするようになり、おしっこの量も増えました。たくさん飲むなら安心ですか?
A2:安心するどころか、極めて危険な病気の初期サインである可能性が高いです。飲水量と排尿量が急激に増える「多飲多尿」は、慢性腎不全の初期〜中期、糖尿病、甲状腺機能亢進症などで見られる典型的な症状です。腎機能が低下して尿を濃縮できなくなり、水分が体外へ垂れ流しになるため、脱水を防ごうと必死に水を飲んでいる状態です。直ちに動物病院で血液検査と尿検査を受けてください。

Q3:冬になると極端に水を飲まなくなります。効果的な対策はありますか?
A3:猫は冷水よりも、獲物の体温に近い「35℃〜38℃前後のぬるま湯」を好みます。冬場は室温低下によって水皿の水が冷え切り、舌をつけること自体を嫌がる個体が増加します。1日に数回、人肌程度のぬるま湯に入れ替えるか、ペット用の保温ヒーター付きボウルを活用するのが効果的です。また、暖房の効いた暖かい部屋の動線上に水飲み場を配置することも忘れないでください。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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