有精卵とは?無精卵との違いや温めると孵化する噂の真相と値段の理由
有精卵とは?無精卵との違いや温めると孵化する噂の真相と値段の理由について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。
有精卵とは、精子と卵子が受精した状態の卵を指します。生物学的に、メスのニワトリは交尾をしなくても一定周期で無精卵を産み落とす生態を持っています。日頃スーパーで10個パック200〜300円前後で流通しているテーブルエッグのほぼ100%は、オスと隔離された環境で産卵された無精卵です。
一方、有精卵を生産するためには、鶏舎内でオスとメスを同居させて自然交配させる必要があります。農林水産省の「鶏卵の表示に関する公正競争規約」などのガイドラインでは、一般的に雌100羽に対して雄5羽以上(雌20羽に対して雄1羽以上)の割合で飼育された環境から採取された卵が有精卵として認められています。
「見た目で見分けられるのか」という点について、殻の色や形状、黄身の見た目から有精卵と無精卵を肉眼で判別することは不可能です。スーパーの店頭で確認する唯一の手段は、パッケージに明記された「有精卵」の品名表示や生産者ラベルです。卵を割った場合、黄身の表面にある「胚盤」と呼ばれる白い輪状の斑点にわずかな構造の違いが現れますが、一般の消費者が即座に見極めるのは極めて困難です。