1歳の牛乳適量は1日何Ml?飲み過ぎが招く貧血リスクと安全な与え方
1歳の牛乳適量は1日何Ml?飲み過ぎが招く貧血リスクと安全な与え方とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
「身体に良いから」と水代わりに牛乳を与えてしまうケースがありますが、過剰摂取には重大なデメリットが存在します。小児科領域で特に警戒されているのが、いわゆる「牛乳貧血(乳幼児期鉄欠乏性貧血)」です。
牛乳にはカルシウムが豊富に含まれる一方で、鉄分の含有量はごくわずかです。さらに、牛乳中のカルシウムやカゼイン(タンパク質)が他の食事に含まれる鉄分の吸収を妨げてしまいます。その結果、以下の悪循環が生じやすくなります。
- 牛乳でお腹が満たされ、離乳食(固形物)を食べなくなる
- 肉や魚、緑黄色野菜などから摂取すべき鉄分や亜鉛が不足する
- 赤血球が減少し、顔色の悪さ、機嫌の悪さ、発達への影響といった貧血症状が現れる
離乳食完了期は食事から栄養を摂る土台を作る大事な時期です。牛乳はあくまで「食事を補う一杯」と位置づけ、食事の直前に大量に飲ませることは避けましょう。