エルマーの冒険を徹底解剖!あらすじ・対象年齢からアイテムの秘密まで
エルマーの冒険を徹底解剖!あらすじ・対象年齢からアイテムの秘密までの特集記事をお届けします。専門的な知識がチェックできます。
『エルマーの冒険』は、作者ルース・スタイルス・ガネット(Ruth Stiles Gannett)が紡ぎ、彼女の義理の母であるルース・クリスマン・ガネットが温かみのある挿絵を手掛けた児童文学です。日本では名翻訳家・児童文学者の渡辺茂男が日本語訳を担当し、リズム感あふれる文体で子どもたちの心を掴み続けています。
本作の物語は単眼鏡のように独立した1作にとどまらず、全3巻からなる三部作構成となっています。それぞれのあらすじと物語の背景を整理します。
第1作:『エルマーのぼうけん』(原題: My Father's Dragon)
詳細を見る主人公の少年エルマー・エレベーターは、街で行き倒れになりかけていた年老いた野良猫を助けます。猫から聞いたのは、遠く離れた「どうぶつの国」の奥にある島で、空から落ちて捕らえられ、猛獣たちの渡し舟として酷使されている可哀想な「子どものりゅう」の存在でした。エルマーは親に内緒で船に忍び込み、りゅうを救出するために冒険の旅へと出発します。
第2作:『エルマーとりゅう』(原題: Elmer and the Dragon)
詳細を見る無事にりゅうを救い出し、その背中に乗って島を脱出したエルマー。しかし、故郷への帰路の途中で嵐に見舞われ、言葉を話すカナリヤたちが暮らす「カナリヤ島」へと不時着します。そこでかつて知り合った知りたがりやのカナリヤ「カナーリ」と再会し、島に隠された宝探しを手伝いながら、我が家を目指す心温まる道中が描かれます。
第3作:『エルマーと16ぴきのりゅう』(原題: The Dragons of Blueland)
無事に家へ帰り着いたエルマーのもとに、救い出したりゅうから緊急のSOSが届きます。りゅうの故郷である「そらいろ高原」の洞窟に、人間たちが押し寄せ、りゅうの家族15ぴきが閉じ込められてしまったのです。エルマーは相棒のりゅうと共に再び立ち上がり、家族全員を救うための最終作戦に挑みます。