『め組のひと』が愛され続ける真相|ラッツ原曲秘話とTiktok爆発の背景
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昭和のクラシックとなった名曲に再び強烈なスポットライトを当てたのが、2006年および2010年のカバーアルバム等で本作を取り上げた倖田來未でした。持ち前のハスキーかつエネルギッシュなボーカルと現代的なダンスビートを取り入れた倖田來未バージョンは、ライブの大定番曲として定着し、平成のクラブシーンやJ-POPファンを熱狂させました。
そして2018年、予期せぬ形で第3の爆発が起きます。ショート動画共有アプリTikTokにおいて、倖田來未版の『め組のひと』を1.5倍〜2倍速にピッチアップした音源が突如としてトレンドの頂点に君臨したのです。インフルエンサーや中高生が次々とサビのダンスを投稿し、関連動画の総再生数は数億回を突破。原曲のリリースから35年の時を経て、LINE MUSICなどのストリーミングチャートで再び1位に返り咲くという異例の現象を巻き起こしました。
倍速に加工されたことでより際立ったキャッチーなリズムと、誰もが真似しやすい「目元ポーズ」の親和性は、スマートフォンの縦型ショート動画という新たなフォーマットにおいて完璧にフィットしたのです。