大塚愛『Peach』の制作秘話と現在!イケパラ主題歌が愛される理由
大塚愛『Peach』の制作秘話と現在!イケパラ主題歌が愛される理由を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。
『PEACH』の誕生を語るうえで外せないのが、2007年7月期にフジテレビ系で放送されたドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』の存在です。全男子生徒がイケメンという全寮制男子校に、性別を偽って編入した主人公の青春を描いた本作は、最高視聴率21.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録し、平成カルチャーを象徴するムーブメントを起こしました。
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本作の楽曲起用に関してネット上で今なお散見されるのが、「イケパラのオープニング曲」という誤認です。実際には、オープニングで激しいテンションを生み出したのがORANGE RANGEの『イケナイ太陽』であり、物語の盛り上がりやエンディングを締めくくるドラマ本編の主題歌として書き下ろされたのが大塚愛の『PEACH』でした。男だらけの無骨なドタバタ劇の結末に、瑞々しく突き抜けた女性目線のサマーチューンが流れるコントラストこそが、ドラマの爽快感を倍増させる演出上の決定打となったのです。
当時、大塚愛はツアーや執筆活動、レギュラー番組を抱える過密な活動期にありました。タイアップのオファーを受けた彼女は、夏のギラギラした太陽と青春のバカバカしさ、そしてその裏にある切なさを共存させるべく、一気にこのポップロックナンバーを書き上げます。2007年7月25日に発売された15枚目のシングル『PEACH / HEART』は、激しいアッパーチューンの『PEACH』と、情緒的で繊細なバラード『HEART』という両極端なコントラストを描いた両A面シングルとして世に送り出され、瞬く間にオリコンチャート上位を席巻しました。