山口智子の昔から現在|ロンバケ秘話と色褪せない圧倒的オーラ
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そして1996年、日本のテレビ史に燦然と輝く金字塔が誕生する。フジテレビ系月9ドラマ『ロングバケーション』だ。山口智子が演じた落ち目のモデル・葉山南と、木村拓哉が演じる若きピアニスト・瀬名秀俊の不器用で愛おしい同居生活は、瞬間最高視聴率43.8%を記録。「月曜日は街からOLが消える」とまで言われた社会現象を巻き起こした。
白無垢姿で街を疾走する第1話のオープニングから、山口智子のエネルギーは全開だった。年下男性の前で見せる豪快な姉御肌の顔と、ふとした瞬間にこぼれ落ちる繊細な脆さ。木村拓哉とのアドリブ交じりの掛け合いは、演技であることを忘れさせるほど生々しく、画面全体から幸福なスパークを放っていた。まさにトレンディドラマの頂点を極めた瞬間だった。