犬がしっぽを振るのは嬉しいだけじゃない!左右の向きと高さで暴く本音
犬がしっぽを振るのは嬉しいだけじゃない!左右の向きと高さで暴く本音を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。
近年の犬の行動学最新研究において、世界中の研究者を驚かせたのが「しっぽの振る方向による感情の非対称性」です。イタリアのトリエステ大学をはじめとする複数の研究チームが発表した論文によると、犬の脳も人間と同様に左右で異なる役割を担っています。
具体的には、左脳はポジティブな感情(親しみ、接近行動)を司り、右脳はネガティブな感情(恐怖、警戒、逃走・闘争行動)を制御します。そして神経系の交差支配により、感情の偏りはしっぽの振り幅となって明確に現れます。
犬のしっぽ右振りと左振りの違いを観察すると、そのコントラストは極めて明白です。
- 右寄りに振っている場合:大好きな飼い主や友好的な対象を目にした際、左脳が活性化し、しっぽは身体の中心から見て右側へと偏って大きく振られます。
- 左寄りに振っている場合:見知らぬ威圧的な人物や攻撃的な他犬に遭遇した際、右脳が強く働き、しっぽは左側へと偏って振られます。
実験データでは、モニターに映し出された「左振りの犬」を見た被験犬は、心拍数が急上昇し、明らかなストレスシグナルを示したことが記録されています。犬同士は人間が気づかないほどのミリ単位の左右の偏りを瞬時に視覚認識し、相手の感情を測定しているのです。