エアコンから音がする原因と対処法|異音の種類別危険度と修理費用相場
今注目を集めている エアコンから音がする原因と対処法|異音の種類別危険度と修理費用相場について、多角的な視点をご紹介しています。
エアコンから聞こえる音は、発生しているメカニズムによって周波数もリスクの度合いも全く異なります。まずは自宅のエアコンが発している音のパターンを特定し、故障かどうかの見分け方を把握することが先決です。
1. 「ポコポコ」「ポンポン」と水が跳ねるような音がする場合
気密性の高いマンションや換気扇(24時間換気・レンジフード)を稼働させている室内で最も多発するトラブルです。この現象はエアコンの異音でもポコポコ鳴る原因の約9割を占めており、室内外の気圧差によって排水用のドレンホースから外気が逆流し、内部に溜まった結露水を押し上げることで気泡が破裂する音です。機械的な故障ではないため、後述する簡単な対策で確実に解消できます。
2. 「カタカタ」「パキパキ」「ガタガタ」と振動・きしむ音がする場合
室内機から「カタカタ」と連続した振動音がする場合、エアコンのカタカタ音の対処法としては、まず前面パネルやエアフィルター、ダストボックスの装着状態を確認します。清掃後の爪のハメ込み不良や、フィルターの目詰まりによる吸気過負荷が原因であることが大半です。一方、運転開始時や停止時に「パキッ」と単発で鳴る音は、温度変化に伴う樹脂製カバーの熱膨張・収縮音(キシミ音)であり、メーカーの設計基準内における正常動作音です。
3. 「キュルキュル」「チリチリ」「キーン」と金属・摩擦音がする場合
この系統の音は、室内機のエアコンからキュルキュル鳴る異音として非常に危険度が高いサインです。内部の送風ファン(クロスフローファン)を回転させるモーターのベアリング(軸受)の油切れや経年摩耗、あるいはファン自体にホコリやカビが不均一に付着して回転バランスが崩れている証拠です。放置するとモーターが異常発熱し、最終的にファンがロックして運転不能に陥ります。
4. 「シュー」「ボコボコ」とガスや水が流れる音がする場合
運転中に「シュー」「シャー」と冷媒(フロンガス)が配管内を循環する音がわずかに聞こえるのは正常ですが、冷風・温風が全く出ない状態で激しいエアコンのシューという音と冷媒ガス漏れが疑われるケースでは、配管の接続部や熱交換器に亀裂が入っている可能性が高くなります。冷媒が完全に抜けるとコンプレッサーに過大な負荷がかかり、修復費用が跳ね上がります。
5. 室外機から「ガタガタ」「ブーン」と激しい重低音が響く場合
ベランダや屋外に置かれたエアコン室外機の異音でガタガタと激しく揺れている場合、据え付け台(プラブロック)のボルトの緩み、防振ゴムの劣化、プロペラファンへの枯れ葉や異物の巻き込み、あるいは心臓部であるコンプレッサー(圧縮機)の内部故障が疑われます。集合住宅では階下や隣家への騒音トラブルに直結するため、早急な点検が求められます。