歯周ポケット6Mm自力改善の嘘と真実|手遅れ防ぐ最新治療と抜歯の境界線

歯周ポケット6Mm自力改善の嘘と真実|手遅れ防ぐ最新治療と抜歯の境界線の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

Q1:歯周ポケット6mmと診断されたら、もう抜歯を覚悟しなければなりませんか?
A1:決して手遅れではありません。6mmは確かに重度の入り口ですが、歯根の揺れが垂直方向に達しておらず、根分岐部まで完全に骨が破壊されていなければ、麻酔下でのSRPやフラップ手術、リグロスによる組織再生療法によって歯を残せる可能性が十分にあります。自己判断で諦めて放置することこそが、抜歯を決定づける最悪の選択です。

Q2:SRP(ルートプレーニング)の治療は激しい痛みを伴いますか?通院回数は?
A2:処置を行う際は歯肉に局所麻酔を施すため、治療中に鋭い痛みを感じることは基本的にありません。術後に多少の鈍痛や冷たいものがしみる知覚過敏が生じることがありますが、通常は数日から数週間で落ち着きます。通院回数は口腔内を4〜6ブロックに分けて処置することが多く、概ね4〜6回の通院が一般的です。

Q3:最新の骨再生療法「リグロス」は、どんな状態の歯でも保険で受けられますか?
A3:リグロスは優れた薬剤ですが、適応症が厳密に定められています。骨の溶け方が「垂直性骨欠損(すり鉢状や溝状に部分的に骨が深く溶けている状態)」で、欠損の深さが4mm以上の部位が保険適用の対象となります。全体的に水平方向に骨が平たく溶けてしまっている「水平性骨吸収」の場合は骨を再生させる器が存在しないため、適応外となることがあります。精密なCT撮影やレントゲン検査による診断が必要です。

Q4:一度深くなった歯周ポケットが改善した後、再び6mmに戻ってしまうことはありますか?
A4:再発の可能性は常にあります。治療によってポケットが3mm程度に改善しても、破壊された歯周組織は健康な組織に比べて細菌に対する抵抗力が弱くなっています。毎日の正しいブラッシングに加え、3ヶ月に1回程度の歯科医院でのメインテナンス(プロフェッショナルケア)を継続しなければ、数年以内に再び骨吸収が再燃します。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest