【緊急検証】トコジラミに刺されたら?激痒を抑える市販薬と裏ワザ
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深夜、突如として腕や足に生じる激痛に近い強い痒み。トコジラミの刺咬痕は、一般的な蚊の刺し傷とは明らかに一線を画す。皮膚科学の専門家であり昆虫皮膚炎に詳しい夏秋優准教授(兵庫医科大学)らの研究によると、トコジラミに刺された際の皮膚反応はアレルギー感作の度合いによって大きく異なる。
初めて刺された場合、体内に抗体がないため直後は無症状であることが多い。しかし、数日から数週間かけて体がアレルギー反応を覚え、遅延型アレルギーとして猛烈な痒みと紅斑が現れる。一方、過去に刺された経験がある場合は、刺された直後から数時間以内に即時型アレルギーが発現し、激しい腫れと掻痒感に見舞われるのが特徴だ。
特に、着衣から露出している首筋、腕、足首などに2箇所以上連続して刺された痕(ツーバイト)がある場合は警戒が必要だ。では、どのタイミングで医療機関を訪れるべきか。目安としては「夜間に痒みで目が覚めて睡眠障害をきたしている場合」「患部を掻き壊してとびひ(伝染性膿痂疹)のような二次感染の疑いがある場合」、そして「市販薬を数日塗っても炎症が拡大している場合」だ。迷わず皮膚科を受診し、適切な治療指示を受けることが回復への近道となる。