宇宙飛行士の年収はなぜ意外と安い?JaxaとNasaの給与格差と手当
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JAXA宇宙飛行士の年収は、多くの人が抱く「大富豪のような高給取り」というイメージとは大きく乖離しています。JAXAは文部科学省が所管する国立研究開発法人であり、宇宙飛行士であっても給与体系は一般のJAXA職員と同じ「国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構職員給与規程」に基づいて支給されるためです。
JAXAが公表している役職員の報酬水準データによると、JAXA職員全体の平均年収は約850万〜890万円(平均年齢40代前半)で推移しています。宇宙飛行士もこの基本テーブルから大きく逸脱することはありません。選抜直後の30代前半における宇宙飛行士の初任給(基本給)は月額約30万〜35万円程度、各種手当や賞与(年2回・約4.5ヶ月分)を加えた想定年収は約750万〜850万円からスタートします。
フライト経験を重ね、40代〜50代のベテランクラス(管理職待遇)に昇格した段階で、ようやく年収1000万〜1200万円前後に到達します。一般の民間サラリーマンの平均年収(約460万円)と比較すれば十分に高水準ですが、医師、パイロット、外資系エンジニアといった選抜前の前職キャリアと照らし合わせると、むしろ「転職によって年収が大幅に下がった」というケースも珍しくありません。