車椅子の名称と各部パーツの役割|介助事故を防ぐ選び方と基本構造
車椅子の名称と各部パーツの役割|介助事故を防ぐ選び方と基本構造を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
Q1:フットレストとフットサポート、レッグサポートの違いは何ですか?
A1:一般に「フットレスト」と総称されることが多いですが、正式なJIS規格上の部位名称では明確に分けられています。足を直接乗せる板状の部分を「フットサポート」、ふくらはぎが後ろに落ちないように支える布や革のベルト・板を「レッグサポート」と呼びます。両者を総称してフット・レッグサポート機構と表現します。
Q2:段差を越えるとき、ティッピングレバーはどう踏めば安全ですか?
A2:介助用グリップをしっかりと両手で保持し、利き足でティッピングレバーを真下に向けて踏み込みます。このとき、腕の力でハンドルを手前に引き倒そうとせず、「足の重みでレバーを踏み下ろす」意識を持つことで、てこの原理が働き前輪のキャスターが軽々と上がります。キャスターを段差の上に乗せたら、レバーから足を離し、後輪を押し上げるようにして段差を乗り越えます。
Q3:車椅子のハンドリムに手が届きにくい場合はどうすればいいですか?
A3:車椅子の座幅が広すぎるか、座面が高すぎることが原因と考えられます。車輪と身体の距離が離れすぎていると、肩を不自然に外側へ広げなければならず腱鞘炎や肩痛を招きます。クッションの厚みを変更して座面高を調整するか、モジュール型(各パーツの寸法を細かく調整できる車椅子)を選定して車軸位置を前後に変更する調整を福祉用具専門相談員に依頼してください。
Q4:介護保険を使って車椅子をレンタルするための条件は?
A4:原則として「要介護2」以上の認定を受けている方が介護保険給付の対象となります。要支援1〜2や要介護1の軽度者の場合、原則として車椅子レンタルは保険適用外ですが、パーキンソン病などの特定疾患や主治医の意見書に基づき「日常生活上、移動が極めて困難」と自治体に認められれば、例外給付として月額1〜3割の自己負担でレンタルが可能です。