Oyoハウスはなぜ消えた?「やばい」評判の真相と日本撤退の全内幕
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OYOが日本市場で失速した最大の転換点は、強力なパートナーであったOYO LIFEとヤフーの合弁解消です。2019年3月に立ち上げられた合弁会社「OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN」ですが、開始からわずか8ヶ月後の2019年11月、ヤフー(現LINEヤフー/Zホールディングス)は保有する全株式をOYO側へ売り戻し、電撃的に提携を解消しました。
このスピード破綻の背景にあったOYO LIFEの撤退理由は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが主導した「ブリッツスケーリング(超急拡大)」の歪みにあります。
OYOは莫大な資金力を背景に、都内の賃貸物件を相場以上の高値でオーナーから一括借り上げ(マスターリース)し、短期間で数千室規模の在庫を抱え込みました。しかし、入居者付けが計画通りに進まず、大量の空室在庫を抱えて巨額の赤字を垂れ流す構造に陥ったのです。
さらに深刻だったのは、物件を貸し出していた不動産オーナーへの強引な契約変更要求でした。収支悪化に耐えかねたOYO側が、オーナーに対して「マスターリース賃料の大幅減額」や「中途解約」を一方的に迫ったことで、日本の不動産業界全体からの信用を完全に失墜させました。手堅いオペレーションと信義則を重んじる日本の商慣習を無視した拡大路線のツケが、致命傷となったのです。