岩屋毅は何をしたのか?外務大臣の批判理由と防衛相時代の真相

岩屋毅は何をしたのか?外務大臣の批判理由と防衛相時代の真相の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

岩屋氏への批判を決定づけた最大の事案が、2018年12月に発生した「韓国海軍艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題」における一連の対応です。当時、第4次安倍改造内閣で防衛大臣を務めていた岩屋氏の指揮方針は、省内および世論を二分する事態へと発展しました。

日本海において海上自衛隊のP-1哨戒機が韓国海軍駆逐艦から射撃用のレーダー照射を受けた際、防衛省は事態の重大性を重く見て、哨戒機が撮影した映像データを異例のスピードで一般公開しました。この初動自体は岩屋氏の決断によるものでしたが、その後の展開が激しい議論を呼びました。

「日韓の防衛当局間でこれ以上の亀裂を深めるべきではない」とする岩屋氏は、2019年6月にシンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)において、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相(当時)と非公式会談を実施。会談冒頭で笑顔を浮かべて握手を交わす写真がメディアに大々的に報じられると、自民党内の国防部会や保守系論客から「謝罪も事実認否もないまま融和姿勢を示すのは国益を損なう」と猛烈な批判を浴びることとなりました。

当時の会見録や省内関係者の証言を振り返ると、岩屋氏自身は「北朝鮮への対応など日米韓連携が不可欠な局面において、防衛当局間の対話を完全に閉ざすことは安全保障上のリスクが高すぎる」という危機管理上の計算に基づいていたとされます。しかし、国民感情としての納得感を得られないまま対話路線へと舵を切った印象を残したことが、長期的なイメージ低下に繋がりました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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