Vp管とは?Vu管との違いや規格サイズ・耐用年数をプロが徹底解説
Vp管とは?Vu管との違いや規格サイズ・耐用年数をプロが徹底解説の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
水道工事業者の業界団体や自治体水道局の事故事例集を検証すると、VP管本体の破損よりも「継手(フィッティング)の選定・接合ミス」による漏水トラブルが全体の約7割を占めています。
VP管を曲げる、分岐する、直結する際に使用される塩ビ継手種類には厳格な区分が存在します。給水圧力が加わるVP管には、必ず厚肉設計の「TS継手(耐圧用継手)」を使用しなければなりません。TS継手は受口の内側テーパーが深く設計されており、管を奥まで圧入することで接着剤と相まって強固な密着力を生み出します。
一方で、排水配管用の継手である「DV継手」や「VU継手」は、肉厚が薄く受口の差し込み深さも浅いため、VP管の外径が一致したとしても耐圧配管に使用することは施工基準違反となります。工事現場の職人に対する聞き取り調査でも「新人が寸法だけを合わせて誤ってDV継手を給水ラインに圧着し、受水通水試験の瞬間に継手が吹き飛んだ」という生々しい証言が報告されています。部材の型番刻印(「TS」の刻印有無)を指差し確認する現場規律の徹底が不可欠です。