頑固な首こり・頭痛の震源地「環椎後頭関節」歪みの真相とセルフケア
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首の付け根のトラブルを語る際、専門用語として混同されやすいのが「環椎後頭関節」と、その直下にある「環軸関節(かんじくかんせつ)」の違いです。不調の根源を特定するには、この両者がまったく異なる役割を分担している事実を理解しなければなりません。
環軸関節は、第1頸椎(環椎)と第2頸椎(軸椎)の間に位置する車軸関節です。軸椎から上に向かって突き出た「歯突起(しとっき)」を軸にして環椎が回転することで、首を左右に「イヤイヤ」と振る回旋運動の約50%(片側約35〜40度)を一手に担っています。それに対し、環椎後頭関節は前述の通り「上下の頷き」を司る関節です。
この2つの関節が滑らかに連動することで、人間は視界を360度自在に操ることができます。しかし、どちらか一方に可動域制限が生じると、もう一方が無理な代償運動を強いられ、首全体の骨配列が急速に破綻していきます。