総腸骨動脈の役割と危険な疾患|歩行時の痛みや瘤破裂サインと治療法
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総腸骨動脈は骨盤の深い位置を走行しているため、体表からの触診だけでは病変を捉えにくい部位です。健康診断やスクリーニング検査では「腹部超音波(エコー)検査」や、足首と腕の血圧比を測る「ABI検査(足関節上腕血圧比)」がスクリーニングとして活用されます。
確定診断および治療方針の決定において標準とされるのが、総腸骨動脈の造影CT検査(3D-CTA)です。造影剤を用いて血管の立体構造を三次元画像として再構築することにより、狭窄の正確な位置や石灰化の程度、動脈瘤の最大径や分枝血管との位置関係をミリ単位で把握できます。アレルギーや腎機能障害により造影剤が使用できない場合は、造影剤を使わないMRA(磁気共鳴血管撮影)などの代替検査が選択されます。