「進研ゼミのお母さん」はなぜ美人?歴代Dm漫画の変遷とバズの真相
「進研ゼミのお母さん」はなぜ美人?歴代Dm漫画の変遷とバズの真相の背景について、最新情報を詳しくお届けします。
進研ゼミの漫画における母親キャラクターは、最初から現在のような美少女アニメ風だったわけではありません。その描写の歴史を紐解くと、日本の家族観や母親像の変化が克明に浮き彫りになります。
1980年代から1990年代前半にかけてのDM漫画に登場する母親は、いわゆる「昭和のお母さん」スタイルが主流でした。割烹着やエプロンを身につけ、パーマのかかった髪型に少し吊り上がった眉。「コラッ、〇〇! また勉強もしないで遊んで!」と怒鳴りつける、どこかコミカルで威厳のある「おかん」として描かれることがほとんどでした。
転換期が訪れたのは2000年代半ばです。少子化が進むとともに、保護者世代の年齢層がシフト。漫画内の母親もカジュアルな服装になり、頭ごなしに叱るのではなく、子どもの悩みに耳を傾けるカウンセラーのような役割へと変化していきました。
そして2010年代以降から現在にかけて、母親キャラクターのビジュアルは一気に洗練されます。ボブカットやゆるふわパーマ、トレンドを取り入れたオフィスカジュアルを着こなし、年齢を感じさせない「若々しく知的な母親」が標準となりました。親世代自身が漫画やアニメに親しんで育った世代へと交代したことに伴い、ビジュアルの解像度も劇的に引き上げられたのです。