カマキリのオスメス見分け方を徹底解剖!腹節の数と外見の決定打
カマキリのオスメス見分け方を徹底解剖!腹節の数と外見の決定打にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
夏休みの自由研究や飼育観察において最大の難関とされるのが、カマキリの幼虫のオスメス見分け方です。幼虫にはまだ翅が生え揃っておらず、前胸のプロポーションも未完成なため、外見全体のシルエットだけで雌雄を特定するのは困難を極めます。
しかし、幼虫期であっても「腹面の腹節」は孵化直後から基本的な骨格が形成されています。肉眼での確認が現実的になるのは、身体の節が明瞭になる4齢幼虫以降(終齢幼虫を含む)です。
観察を行う際は、素手で無理に掴むと幼虫の柔らかい腹部を圧迫して致命傷を与える恐れがあります。透明なプラスチックケースやガラス瓶の底にカマキリを這わせ、下側からルーペ(拡大鏡)やスマートフォンのマクロ撮影機能を使って腹端部を観察するのが確実かつ安全な方法です。
末端部分に極小の横線(節の境目)が密集して8つのパーツに分かれていればオス、末端がやや幅広く1枚の大きなプレート状に見え、6つしか区切りがなければメスと断定できます。また、終齢幼虫(羽化直前の状態)になると、触角の長さにも明らかな差が現れ始め、オスの触角は頭部の幅を優に超えて前脚の肘近くまで伸びるようになります。