「ゲッダン」元ネタの真相!広瀬香美と007バグが起こした奇跡の軌跡

「ゲッダン」元ネタの真相!広瀬香美と007バグが起こした奇跡の軌跡の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

映像内で見られる人間離れした回転挙動は、ゲーム本来の演出や正規の裏技ではなく、ハードウェアの物理的な接触不良を利用した「カセット半挿し(カセット傾け)」と呼ばれる危険なバグ技によって引き起こされたものです。

『ゴールデンアイ 007』をはじめとする当時のNINTENDO64タイトルは、ROMカセットを本体のスロットに差し込んでデータを読み込んでいました。ゲームが起動している状態でカセットの片側をミリ単位でわずかに持ち上げると、カセットと本体を繋ぐ端子の一部が接触不良を起こします。これにより、ゲームプログラムが3Dモデルのボーン(骨格)座標やポリゴンの配置データを正常に参照できなくなり、計算結果がオーバーフローを起こしてキャラクターモデルが奇怪にねじれ、猛烈なスピードで回転し始めます。

この現象はROMカートリッジの端子やゲーム機本体の基盤に過度な負荷をかけ、最悪の場合はセーブデータの破損や本体の故障を招く極めて危険な行為です。しかし、物理メモリが狂った結果として生まれる予測不能なグロテスクかつコミカルな動きは、初期の動画共有サイトにおいて格好のネタとして消費されていきました。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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