淀殿の身長は170Cm超?秀吉との格差や秀頼の巨躯の真相を史料検証
淀殿の身長は170Cm超?秀吉との格差や秀頼の巨躯の真相を史料検証についての真相をご紹介します。
淀殿の容姿や体型に関する実証的アプローチとして、遺骨調査と肖像画の研究が挙げられます。
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1980年(昭和55年)、大坂城山里丸跡の発掘調査において、大坂夏の陣で自刃した淀殿のものと目される女性の頭骨や遺骨が出土しました。その後の法医学・形質人類学的鑑定では、骨の主は推定年齢40代半ば、頭蓋骨の形状から面長で非常に均整のとれた貴人特有の骨格を有していたことが判明しています。完全な全身骨の復元には至らなかったものの、四肢骨の一部からはしっかりとした体格の持ち主であったことが裏付けられています。
また、高野山持明院に伝わる有名な「淀殿肖像画」を美術史的に分析すると、豊かな胸元と張りのある肩幅、引き締まった輪郭が確認できます。同時代の公家女性の肖像画が平面的で華奢に描かれがちであるのに対し、淀殿の肖像は着物の重なりや座姿勢からでも立体感と骨太な風格が伝わってくる仕上がりとなっており、彼女の豊かな体躯を忠実に写し取ったものと考えられています。