オリヅルランの葉先が枯れる原因とは?茶色い葉の切り方と復活法
オリヅルランの葉先が枯れる原因とは?茶色い葉の切り方と復活法について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をお届けします。
Q1:水道水をそのまま与えていると葉先が枯れやすいというのは本当ですか?
A1:事実です。日本の水道水は安全ですが、微量のフッ素、塩素、カルシウムなどのミネラル成分が含まれています。これらは植物の蒸散時に葉先へ集積しやすいため、敏感な株では先端壊死の原因になります。気になる場合は、汲み置きして半日以上置いた水を使用するか、時折たっぷりの水を与えて土壌中の蓄積成分を鉢底から洗い流す「フラッシング」を行ってください。
Q2:茶色くなった葉先を切ると、そこからさらに枯れが進むことはありませんか?
A2:切り方に注意すれば問題ありません。まだ生きている緑色の健康な細胞組織まで深く切り込んでしまうと、そこから新たな傷口となって変色が連鎖します。必ず「完全に枯れて茶色くなった壊死組織の範囲内」に刃を止め、緑色の部分を1ミリ程度残すように切るのが進行を防ぐコツです。
Q3:液体肥料を与えた直後から急激に葉先が黒ずんできました。対処法は?
A3:肥料の濃度が高すぎたことによる「肥料焼け」の疑いがあります。直ちに鉢土全体に大量の真水を注ぎ、鉢底から何度も水を行き渡らせて過剰な肥料成分を洗い流してください。受け皿に溜まった水は必ず捨て、その後数週間は肥料を一切断ち、半日陰で養生させます。
Q4:ランナー(子株)がたくさん伸びていますが、葉先枯れと関係ありますか?
A4:大いに関係があります。ランナーを伸ばして多数の子株をつける結実期は、親株のエネルギーと水分が急速に子株側へ吸い上げられます。親株の体力が落ちて葉先まで栄養が回らなくなるため、葉先が枯れ込んでいる場合はランナーを切り離して親株の回復を優先させるか、子株を独立させて別の鉢へ定着させてください。