紅白司会が「下手」と叩かれる真の理由とは?歴代の炎上と舞台裏の真相
紅白司会が「下手」と叩かれる真の理由とは?歴代の炎上と舞台裏の真相の背景について、専門知識を詳しくお届けします。
「それほど難しい番組なら、最初から進行のプロであるNHKアナウンサーだけで固めればいいのではないか」という指摘は、毎年必ず浮上する正論です。それでもなお、NHKが俳優やタレントをメイン司会に据え続けるのには明確な狙いがあります。
最大の要因は、その年のNHKへの貢献度と話題性です。連続テレビ小説(朝ドラ)のヒロインや大河ドラマの主要キャストを起用することで、1年間同局のコンテンツを追いかけてきたコアな視聴層を引きつけるとともに、若年層へのアピールを狙う編成戦略が存在します。
局側も俳優陣の進行スキル不足を織り込み済みで選考しており、だからこそ脇を固める「総合司会」には極めてスキルの高い局アナウンサーが配置されてきました。かつて有働由美子アナや桑子真帆アナらが務めたように、俳優陣が詰まった瞬間にさりげなく台詞を奪い、何事もなかったかのように時間を調整する「黒子」の存在があって初めて成立するキャスティングなのです。しかし、総合司会のフォローが追いつかないほど進行スケジュールが圧迫された瞬間、綻びが一気に露呈してしまいます。