アパレル業界のリアルな年収水準!職種別の給与格差とキャリア術

話題沸騰中の アパレル業界のリアルな年収水準!職種別の給与格差とキャリア術について、多角的な視点をご紹介しています。

アパレル業界内部での職種間格差も拡大している。一般的に高収入を狙いやすい職種の筆頭がMD(マーチャンダイザー)だ。MDは商品の企画から予算管理、販売戦略までを包括的に統括する「司令塔」であり、事業の利益率に直結する役割を果たす。成果が売上数値として明確に出るため、大手企業や成長ブランドのヒットメーカーとなれば、30代で800万円から1,000万円以上の年収を勝ち取ることも十分可能だ。

次いで専門性が評価されるのがバイヤーである。トレンドを見極め、国内外から売れる商品を仕入れる能力は、EC時代の現在においてもブランドのアイデンティティを左右する。海外買い付けや排他的な交渉力を備えた一流バイヤーは市場価値が極めて高い。一方で、デザイナーやパタンナーといったモノづくりの基幹を担う職種は、クリエイティブな成果に対する評価体系が企業によって大きく異なる。国内の中小ブランドでは年収400万円前後に留まる例が多いものの、ブランドをヒットさせた実績を持つ一握りのトップデザイナーは、独立や歩合制の契約によって年収1,000万円オーバーを達成している。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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