手足口病にアルコールは効かない?理由と次亜塩素酸の正しい消毒法
手足口病にアルコールは効かない?理由と次亜塩素酸の正しい消毒法についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
Q1:手指用の酸性アルコール消毒液なら、手足口病を完全に予防できますか?
A1:完全な予防は期待できません。酸性アルコール製剤は従来のアルコールよりノンエンベロープウイルスへの作用が強化されていますが、ウイルスの種類や有機物(皮脂や汚れ)の存在によって効き目が低下します。外出先などで水が使えない環境での緊急避難的な補助手段として捉え、流水と石鹸が使える場所では必ず手洗いを最優先してください。
Q2:子どもの手足口病は、発疹が残っていても保育園や学校に登園できますか?
A2:厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」によると、手足口病は発熱や口内炎がなく、普段通りの食事が摂れて全身状態が良好であれば登園可能とされています。発疹そのものが完全に消えるまでには日数を要し、便からのウイルス排出も数週間に及ぶため、発疹の残存のみを理由にした長期登園停止は推奨されていません。ただし、園ごとの独自の規定が存在する場合があるため、事前に必ず園医や保育施設へ確認してください。
Q3:ハイターで作った次亜塩素酸ナトリウム消毒液は、スプレーボトルに入れて保存してもいいですか?
A3:スプレーボトルでの保存および噴霧は絶対に避けてください。噴霧するとウイルスを含んだ微粒子が周囲に飛散する上、塩素ガスや薬液を吸い込むことによる呼吸器粘膜の損傷事故につながります。また、次亜塩素酸ナトリウムは紫外線や空気接触によって急速に失活するため、作り置き保存はできません。使用する直前にバケツや洗面器、ペットボトル等でその日の必要量だけを希釈し、使い切るのが鉄則です。