どら焼きの「どら」は一体何?銅鑼と弁慶伝説の真相から歴史を解剖

どら焼きの「どら」は一体何?銅鑼と弁慶伝説の真相から歴史を解剖についての真相を徹底解説します。

どら焼きの「どら」という響きの正体は、仏具や歌舞伎の舞台、航海などで合図として打ち鳴らす金属製の打楽器「銅鑼(どら)」です。では、なぜ和菓子にこの打楽器の名が付けられたのでしょうか。歴史的な文献や伝承を紐解くと、主に2つの有力な説が存在します。

1つ目は、最もシンプルで説得力のある「形状類似説」です。円盤状で中央がやや膨らみ、周囲に縁がある金属製の銅鑼と、こんがり焼き上げた生地の形が瓜二つであったことから「どら焼き」と呼ばれるようになったという経緯です。江戸時代中期の菓子製法書にも、平たく丸い形状を銅鑼に見立てた記述が散見されます。

2つ目は、歴史ファンにも親しまれている「武蔵坊弁慶の伝説」です。源義経とともに奥州へ逃れる途中、傷を負った弁慶がある民家で手厚い介抱を受けました。治療のお礼として、弁慶は忘れていった(あるいは手持ちの)自らの「銅鑼」を熱し、その上で小麦粉を水で溶いた生地を薄く焼き、餡を包んで振る舞ったとされています。このエピソードが元になり、「銅鑼で焼いた菓子=どら焼き」となったと伝えられています。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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