マナガツオとは?カツオとの違いや旬・西京焼きの極意を徹底解説
マナガツオとは?カツオとの違いや旬・西京焼きの極意を徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
「マナガツオ」という名称から、多くの人が黒潮に乗って回遊する赤身魚のカツオ(鰹)の近縁種を想像しがちです。しかし、生物学的な分類において両者は完全に別物です。
カツオが「スズキ目サバ科カツオ属」の赤身魚であるのに対し、マナガツオは「スズキ目イボダイ科マナガツオ属」に分類される純粋な白身魚です。近縁種には、大衆魚として親しまれるイボダイ(シズ)や、高級食材のメダイが存在します。
外見上の特徴も対照的です。紡錘形で力強く泳ぐカツオに対し、マナガツオは左右から押しつぶされたような平たい菱形の体型をしており、成魚には腹ビレがありません。体表は銀白色に輝く非常に薄いウロコに覆われていますが、このウロコは極めて剥がれやすく、水揚げされた時点でほとんど脱落してしまいます。市場に並ぶマナガツオが青みがかった鉛色に見えるのは、ウロコが落ちた滑らかな皮膚が露出しているためです。
肉質はきめ細かく、繊維が非常に柔らかいのが特徴です。加熱しても硬く締まりにくく、白身でありながら上質な脂をたっぷりと蓄えており、口の中でとろけるような独特の食感と芳醇な甘みを生み出します。