日本のゴミの量はなぜ減少?世界ランキングと迫る限界の真相
日本のゴミの量はなぜ減少?世界ランキングと迫る限界の真相についての最新情報をご紹介します。
机上の統計データだけでは見えてこないゴミのリアルは、収集作業を行う現場や一般家庭の日常に色濃く滲み出ています。
都内自治体の委託を受ける収集作業員へのヒアリングでは、次のような切実な証言が得られました。
「統計上の『総重量』が減っていると言われても、現場の実感とは真逆です。EC通販の日常化で、トラックの荷台はすぐにAmazonや楽天のダンボール、プラスチック緩衝材でパンパンになります。重さは軽いのに『かさ(体積)』が劇的に増えているため、収集車がステーションと処理施設を往復する回数はむしろ増えているのが実情です」
また、ソーシャルメディアやネット上の掲示板(5ちゃんねる、知恵袋など)を検証すると、生活者側にも制度と実生活の乖離に対するストレスが蓄積していることが分かります。
「プラスチックの分別基準が細かすぎて、どれが可燃でどれが不燃なのか自治体ごとに違いすぎて混乱する」
「有料指定袋が高騰しているのに、近隣の単身アパートの集積所では分別すらされずに放置され、カラス被害が起きている」
「食品ロスを減らしたいが、スーパーの少量パックは割高で、結局大容量パックを買って余らせてしまうジレンマがある」
このように、単身世帯の急増、共働き世帯のタイムパフォーマンス志向、そして過剰な梱包資材の流通という生活様式の変化に対し、昭和・平成期に設計された分別収集モデルが悲鳴を上げ始めているのが現場のリアルです。