抗コリン薬とは?認知症リスクや身近な市販薬の副作用を徹底解説
抗コリン薬とは?認知症リスクや身近な市販薬の副作用を徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
抗コリン薬は、正式にはアセチルコリン受容体拮抗薬と呼ばれます。私たちの体内には、リラックス時や消化・排泄を促す際に働く副交感神経があり、その末端から放出される神経伝達物質が「アセチルコリン」です。アセチルコリンが細胞の受容体に結合することで、胃腸の蠕動運動が活発になり、膀胱が収縮して排尿が促され、唾液や涙などの分泌液が増加します。
抗コリン薬はこの受容体に先回りしてフタをしてしまい、アセチルコリンが結合するのを邪魔(拮抗)します。その結果、過剰に興奮している内臓の緊張がほぐれ、痙攣や過敏な反応がピタリと治まります。これが抗コリン作用の根本的なメカニズムです。