9時5時勤務はなぜ消えた?実労働時間の実態とホワイト企業の条件
9時5時勤務はなぜ消えた?実労働時間の実態とホワイト企業の条件の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
1980年代のバブル期やそれ以前のメディアでは、サラリーマンやOLの働き方として「9時5時」というフレーズが当たり前のように使われていました。しかし、9時5時 働き方の実態を労働時間の観点から正確に紐解くと、大きな制度的背景が見えてきます。
かつての日本企業では、土曜日の午前中も出勤する「半ドン(週休1.5日制・週6日勤務)」が一般的でした。当時は1日の労働時間が7時間程度(9時出社・17時退社・1時間休憩)でも、週全体の労働時間をクリアできていた背景があります。しかし、1987年の労働基準法改正により週40時間労働制が段階的に導入され、完全週休2日制が定着していく過程で、多くの企業が1日の実労働時間を「7時間」から「8時間」へとシフトさせました。
その結果、1時間の所定休憩を含めると「9時〜18時」拘束が標準となり、従来の「9時5時勤務」は名実ともに市場の少数派へと追いやられることになりました。