延長コードに延長コードを繋ぐのは危険?火災を招く真相と安全対策

延長コードに延長コードを繋ぐのは危険?火災を招く真相と安全対策について押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

取材班がSNSや大手Q&Aサイト、掲示板などをリサーチしたところ、延長コード火災ネットの反応には根強い「危険軽視」の傾向が浮き彫りになりました。

「実家で10年以上延長コードを3本繋いでテレビやコタツを使っているが、一度も燃えたことはない」「スマホの充電器くらいなら連結しても平気なはず」といった投稿が多数見受けられます。実際に事故を起こしていない人ほど、自身の経験則を根拠に安全性を過信してしまう正常性バイアスに陥っている実情が窺えます。

しかし、火災現場の調査に携わる専門家や消防関係者の証言は極めて深刻です。

「現場検証に入ると、焼け跡から原型を留めないほど溶けたタップが複数繋がった状態で発見されるケースが実に多い。住人は『熱くなっていることすら気づかなかった』と口を揃えます。コードの連結部分はラグの下に隠されていたり、壁とタンスの隙間に挟まれていたりするため、煙が出るまで異常発熱を視認できないのがこの事故の最も恐ろしい点です」(消防関係者取材メモより)

外見上は断線していなくても、足で踏まれたり家具の角で圧迫されたりすることで、内部の銅線が数本千切れる「半断線」を起こしている事例も目立ちます。半断線状態のコードで多段接続を行うと、残った極細の導線に電流が集中し、数分足らずで被覆ビニールが溶融する実験映像もNITEにより公開されています。現場のリアルが示すのは、「何も起きていないのではなく、運よく発火点に達していなかっただけ」という冷徹な事実です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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