衣類用ハイターの落とし穴!失敗防ぐつけ置き時間と色落ちの真相
今注目を集めている 衣類用ハイターの落とし穴!失敗防ぐつけ置き時間と色落ちの真相について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
家庭用化学製品の中で、誤用が直接的な人身事故に直結するのが漂白剤の混触事故です。パッケージに大きく赤字で警告されている「衣類用ハイター 混ぜるな危険」の文字は、決して形式的な注意書きではありません。
塩素系漂白剤の主成分である次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で安定していますが、これが酸性の液体(お風呂用・トイレ用の酸性洗剤、クエン酸、食酢など)と混ざり合うと、瞬時に強烈な酸化還元反応を起こし、猛毒の「塩素ガス」が発生します。第1次世界大戦で化学兵器として使われた成分と同等の気体であり、わずかに吸い込んだだけでも呼吸器の粘膜を激しく侵し、急性肺水腫や呼吸困難を引き起こす極めて危険な事態を招きます。「洗濯槽の掃除を同時にやろうとして、塩素系ハイターとクエン酸を一緒に投入した」といった事例は毎年消防庁に救急搬送事例として記録されています。
また、子育て世帯から多く寄せられるのが「衣類用ハイター 赤ちゃん服」への安全性に関する疑問です。結論から言えば、乳幼児の衣類にも漂白剤は使用可能ですが、「酸素系漂白剤」を選び、徹底的にすすぎを行うことが絶対条件となります。
赤ちゃんの肌は角質層が大人の半分程度の厚さしかなく、化学薬品の残留に対して極めて敏感です。塩素系ハイターは繊維に残留しやすく、アルカリ性による肌荒れを引き起こすリスクがあるため、日常のミルク吐き戻し汚れや便の漏れには、刺激の少ない酸素系粉末(過炭酸ナトリウム)をぬるま湯に溶かして30分つけ置きし、その後通常のベビー用洗剤で洗濯して最低2回以上すすぐ工程を徹底してください。