名作『戦場にかける橋』結末の真相と史実のズレ!口笛曲の誕生秘話

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映画を観ていない世代であっても、一度聴けば忘れられないのが劇中で響き渡る口笛の行進曲です。この曲は、イギリスの軍楽隊長ケネス・アルフォードが1914年に作曲した行進曲「ボギー大佐」を、作曲家のマルコム・アーノルドが映画用にアレンジしたものです。

当時、イギリス軍兵士の間では「ボギー大佐」のメロディに合わせてヒトラーらナチス高官を痛烈に皮肉る下品な替え歌が流行していました。映画でそのまま歌詞を歌わせると検閲に引っかかる恐れがあったため、デヴィッド・リーン監督の発案により「口笛で吹かせる」という斬新なアイデアが採用された経緯があります。泥まみれになりながらも背筋を伸ばし、口笛を吹きながら堂々と行進する英軍捕虜たちの姿は、映画屈指の名シーンとして世界中に強烈なインパクトを与えました。

第30回アカデミー賞において、本作は作品賞、監督賞、主演男優賞(アレック・ギネス)、脚色賞、撮影賞、編集賞、作曲賞の計7部門を受賞。圧倒的なスケールと深い人間ドラマが高く評価され、映画史に燦然と輝く名作として不動の地位を確立しました。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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