ジミヘンがウッドストックで起こした奇跡!国歌演奏に隠された衝撃の真実

ジミヘンがウッドストックで起こした奇跡!国歌演奏に隠された衝撃の真実を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

ウッドストックの記録映像を見ると、燦々と朝日が差し込む中でジミ・ヘンドリックスがギターを爪弾く光景が印象的です。しかし、本来のタイムテーブルにおいて、彼のバンドは「最終日(日曜)の深夜23時頃」にフェスの大トリとして出演する予定でした。

事態を一変させたのは、連日の猛烈な雷雨と機材トラブル、そして想定を遥かに超える群衆の流入によるタイムスケジュールの完全な崩壊です。進行は10時間以上も遅延し、主催者側はジミに対して「日曜の深夜、深夜帯に出演を繰り上げるか」を打診しました。しかし、ジミのマネジメント側は「契約通りフェスティバルの真のクロージングを務める」ことにこだわり、結果として演奏が始まったのは1969年8月18日(月曜日)の午前9時頃という異例の事態となったのです。

この過酷な遅延劇がもたらした最大の打撃が観客数の激減でした。ピーク時には40万人以上で埋め尽くされていたヤスガー牧場の丘は、月曜日の朝を迎えた時点で、仕事や帰路の交通渋滞を懸念した人々が相次いで会場を後にし、残っていたのは泥まみれになり疲労困憊したわずか3万〜4万人程度でした。散乱するゴミと泥濘のなか、ジミは「早起きしてくれてありがとう、遅れてすまない」と語りかけ、歴史に残る演奏をスタートさせたのです。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest